Rich Macho Gentlemenってなんだそのバンド名はふざけてるのか?

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そうだ、ふざけているのである。

きっと、クソ真面目にふざけているのである。


Rich Macho Gentlemen
っていうバンドがいる。

メンバーはVo&GのJune FAXxxxxx(@June_FAXxxxxx)とVo&BaのIRON慎之介 Jr.(@58studio_tk )とDr&Chのマリーナ・タイマー
ツインボーカルのバンドだ。

 

メンバーまでどいつもこいつもふざけた名前だろ?

でも曲は最高なんだ。

この音楽には批評家や高尚な音楽メディアのような小難しい評価の言葉はいらないんだ。

強いていうならジャンル的には「ギターロック」だ。

この世に蔓延るクソみたいな「正統派ギターロック」なんぞは偽物だと蹴散らす、本物のギターロックだ。

でも僕はあえて語ろう。

小難しく語ろう。

まあまずはとりあえず聴こうぜ。

以下がおれが推薦する曲だ。

 




 

どの曲も四つ打ちはない、もちろんダンサブルでもないし、スタイリッシュなシンセも入っていない、

女子大生にモテるような甘い声でもない、すごいテクがあるわけでもないし、

極めつけにそんなものはどうでもいいと言わんばかりのビックマフであろう歪み。

 

最初に聴いた時の感想が、「頭悪そうだなあ」である。笑

でもこれはおれ的に最高の褒め言葉なんだ。

スマパンやDinosaur Jr.のような90’sのUSオルタナを直で受け継いでいるようなサウンド。

特にビックマフを踏んでいるであろうサウンドはまんまDinosaur Jr.かよと言いたくなる再現率。

その歪みで弾く単音リフとかソロとかが完璧である。

ひたすらな8ビートに単純なコード進行で出来上がっている曲たちだが、

メロディは邦楽00年代前半から中期のバンド黄金時代そのもの。

メロディアスで少しエモの要素が含まれている。奥深くで癖になるメロディだ。

「キャッチー」まで行かない絶妙な作りが最高に上手いなあと思う。

number girlthe pillowsやbloodthirsty butchersを初めて聴いた時の衝撃を再現させる。

こうやって聴くと結構単純な構成の曲たちなんだけど、実は相当な研究とインプットがないとこれはなかなか生まれない。

 

 

 

歌詞はこのバンド名とサウンドに似ても似つかないほどに詩的だ。

言葉選びがセンスしかない。

インディーロック感があり、少し画質の悪いフィルムで撮られた映画のような景色が繰り広げられる。

きっと主人公はどいつもこいつも微妙にイケてない奴感が出てるのがまたインディーロックって感じだ。

 

 

 

色々書いたがこのバンドの良いところはここにある。

これら全て、狙っていないのだ。

自分の愛する音楽を信じてアウトプットしないとこんな曲は出来上がらない。

全てナチュラルボーンというところが強い。

 

今まさにこの時代に必要な音楽だ。

ギターが必要だ。

ギターという正義を、ギターロックという正義をふざけた名前とふざけた絵の裏に隠し、

正義の覆面レスラーのように信念を貫こうとしている。

ギターロックの時代が復活したら、暴走してほしい。

一輪車で。

 

嫉妬してしまうような音楽だ、本当に。

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